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中性脂肪上昇の仕組み

中性脂肪上昇のメカニズム

中性脂肪が上昇する流れとは

普通に生活しているはずなのに、どうしても高くなってしまうのが、中性脂肪の困ったところです。ここでは、中性脂肪が上昇するメカニズムや原因について解説します。

体格や運動量にもよりますが、厚生労働省によると30代男性が1日必要とするエネルギーの目安は2,650kcal程度、女性では2,000kcal程度とされていて、それ以上に食べてしまった分のエネルギーが、中性脂肪として体内に貯えられることになります。

「脂肪」という言葉がつくため、脂質の多い食事が中性脂肪の最たる原因、と思われがちですが、米やパン、麺類、菓子類といった、インスリンの急激な上昇を招く、精製された炭水化物(糖質)の過剰摂取もまた、中性脂肪値を上昇させる原因です。

体内に取り込まれた糖質は、唾液や胃腸によってブドウ糖に分解され、エネルギー源として消費された後、余った分は肝臓に運ばれていきますが、ブドウ糖は肝臓内で遊離脂肪酸という成分と合成して中性脂肪となり、皮下脂肪や内臓脂肪として蓄積されます。

脂質、炭水化物と並んで三大栄養素の1つに数えられるタンパク質も、体内で中性脂肪に変化しますが、タンパク質は筋肉や血液など、体組織の栄養源として優先的に使用されるため、脂質や炭水化物に比べると中性脂肪になりにくいと考えられています。

食事のほかにも、糖尿病や脂肪肝などの病気、喫煙、肥満、運動不足、ストレスなど、中性脂肪が上昇する原因は様々あり、アルコール類も中性脂肪を分解するリポ蛋白リパーゼという酵素の働きを低下させるため、間接的に中性脂肪を増やす原因になりえます

このように中性脂肪値の上昇は、生活習慣が大きく影響しています。中性脂肪をコントロールするためには、糖質や脂質、アルコールの過剰摂取を抑え、毎日の生活のなかで運動する機会を増やしていくなど、健康的で規則正しい生活を送ることが重要です。

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